ChatGPTの「プロジェクト(Projects)」。
存在は前から知っていました。
何度かChatGPTにも、
「こういう使い方なら、プロジェクトを使うといいですよ」
と言われたこともあります。
でも、いまいち何がそんなに便利なのか分からなくて。
私の中では、
「チャットをフォルダ分けして整理するもの」
くらいの認識でした。
なので、たまに使うことはあっても、ほぼフォルダ代わり。
ところが今回、ちゃんとプロジェクトを使ってみたら……
全然違った。
もっと早く使えばよかった😂
きっかけは、これまで使っていたGPTsの「ブログ・note編集部」の使い方を、いったん見直してみようと思ったことでした。
目次
完成した記事を添削してもらうためにGPTsを使っていた
もともと私がGPTsで「ブログ・note編集部」を作った一番の目的は、
完成した記事を添削・評価してもらうため。
普通のChatGPTでも記事の添削はできますが、そのたびに、
「こういう基準で見てほしい」
「私の文体はこんな感じ」
「ブログではここを重視してほしい」
など、毎回指示するのはちょっと面倒。
GPTsなら、最初に必要な指示を入れておけば、
作った記事を添付するだけで、いつもの基準で見てもらえます。
これがかなり楽でした。
最初は記事の添削・評価が目的でしたが、そのうち、
「内部リンクはどうする?」
「サムネイルはどんな感じがいい?」
「公開設定もお願い」
と、記事を公開するところまでいろいろ相談するように。
気づけば、かなり「専属編集部」っぽい使い方になっていました。
ただ、一つ困っていたのが画像。
サムネイルについて相談したり、画像生成用のプロンプトを作ってもらったりはできたのですが、私が使っていたGPTsでは、そのまま画像を生成できませんでした。
なので、
編集部でサムネイル案を相談
↓
画像生成用のプロンプトを作ってもらう
↓
別のチャットへ移動して画像を作る
という使い方をしていました。
それでも、毎回長い指示を入れなくていい便利さのほうが大きくて、ずっとGPTsを使っていました。
GPTsを見直していたら、終了予定だと知った
実は私、
GPTsが終了予定だと知って、プロジェクトへ移ろうと思ったわけではありません。
もともと、これまで使っていたGPTsの「ブログ・note編集部」を、このまま使うか、別の方法にするか考えていました。
ただ、GPTsを使わなくなると困ることが一つ。
普通のチャットでは毎回、
「こういうふうに記事を添削して」
「こんな基準で評価して」
と指示を入れなくちゃいけない。
それは面倒だなぁ……。
せめて、毎回コピペして使える指示文を作っておこう。
そう思ってChatGPTに相談しました。
すると、その相談の中で、
「カスタムGPTは終了予定になっています」
と教えてもらったんです。
え、そうなの?
私はそこで初めて知りました。
OpenAIの公式情報を確認すると、現在、カスタムGPTは今後終了する予定と案内されています。
ただし、終了時期は利用しているプランやワークスペースによって確認が必要で、公式に具体的な日付が示されているものもあります。
そしてOpenAIがカスタムGPTからの移行先として公式に案内しているのは「Plugins」です。
では、なぜ私はプロジェクトを使うことにしたのか。
これも、ChatGPTに相談していた中で、
「今回の使い方ならプロジェクトを使う方法もあります」
と提案されたのがきっかけでした。
プロジェクト自体は、前から知っていました。
というより、以前から何度かChatGPTに、
「それならプロジェクトを使うといいですよ」
と言われていたんです。
でも、そのたびに、
「ふーん、チャットを分けておくフォルダみたいなものかな?」
くらいで終わっていました。
どう便利なのか、いまいちイメージできていなかったんですよね。
なので今回も最初は、
「プロジェクトで、GPTsみたいなことができるの?」
という感じでした。
プロジェクトは、ただチャットを分けるフォルダじゃなかった
実際にプロジェクトをちゃんと設定してみて、
「あ、私、使い方を全然分かってなかった」
となりました💦
これまで私は、プロジェクトをほぼ、
「同じテーマのチャットをまとめておく場所」
として使っていました。
でも、プロジェクトには、そのプロジェクト専用の指示や、参考にしてほしい資料をあらかじめ入れておくことができます。
今回の「ブログ・note編集部」では、
- noteの記事を見るときの基準
- ブログの記事を見るときの基準
- 私の文章の特徴
- 今のブログ・noteの運営方針
- サムネイルやアイキャッチを作るときのルール
などを、資料としてまとめて入れました。
私のブログやnoteのURLも入れてあります。
こうしておくと、そのプロジェクトの中で新しいチャットを始めても、
「私はこういうブログを書いていて、記事はこういう基準で見てほしい」
というところから毎回説明しなくても、話を進めやすくなりました。
私は普通のChatGPTでもメモリを有効にしているので、ある程度は以前の話を踏まえて答えてくれます。
それでも、ブログやnoteの記事作りに必要な情報を、このプロジェクト専用にまとめておくと、
「そうじゃなくて……」
となることが減って、前より話がかみ合いやすくなった気がします。
まだ使い始めたばかりなので、GPTsのときより絶対にいい!とまでは言えません。
でも今のところは、以前より分かりやすく、欲しい回答が返ってくるようになった気がしています。
「ブログ・note編集部」をプロジェクトで作り直してみた
では、実際に何をしたのか。
といっても、私が一人で全部考えたわけではありません。
ほとんどChatGPTに相談しながら作りました😅
たたき台を作ってもらって、追加・編集・削除したいことを伝えながら、作成。
最終的に、プロジェクトそのものに入れる指示とは別に、参考にしてもらう資料を5つ作りました。
- 私のnote専用の編集基準
- 私の文体や過去記事を参考にするためのガイド
- 私のブログ専用の編集基準
- 現在のブログ・noteの運営方針
- サムネイル・アイキャッチ画像を作るときのルール
たとえば「現在の運営方針」には、
ブログとnoteをどう使い分けるか、
どんな記事を優先するか、
ブログやnoteのURL、
なども入れています。
文体の資料には、
「文章をきれいにしすぎない」
「私が実際に体験していないことを勝手に足さない」
「少しくらい迷いや失敗も残す」
など、記事を直してもらうときに大事にしたいことをまとめました。
こうしておくと、毎回、
「私はこういう文章を書く人です」
「ブログではこういう記事を増やしたいです」
と説明し直さなくても済みます。
しかも、最初から完璧な資料を作ったわけではありません。
使いながら、
「これも入れておいた方がいいね」
となったら追加。
「ここは別の資料にした方が分かりやすそう」
となったら分ける。
そんな感じで少しずつ整えていきました。
ChatGPT自身に、
「私の使い方なら、どんな設定にしたら使いやすい?」
と聞きながら作れるので、思っていたほど大変ではありませんでした。
今回作った「ブログ・note編集部」のプロジェクト指示や、参考資料として入れている内容は、私専用の部分を外して、誰でも自分用に調整しやすい形にまとめました。
「自分もプロジェクトで、こんな専用の編集部を作ってみたい」という方はこちらに詳しくまとめています。
→ [ChatGPTプロジェクトで自分専用のブログ・note編集部を作る|コピペできる指示文&テンプレート付き]
プロジェクトにして、便利になったこと
実際に使い始めてみると、資料や自分のブログ・noteのURLまでまとめて置いておけるのが、思っていた以上に便利でした。
そして、私にとって大きかったのが、
画像生成まで同じ流れでできること。
GPTsの「ブログ・note編集部」を使っていたときは、サムネイル案や画像生成用のプロンプトまでは相談できても、そこで画像そのものを作ることができませんでした。
なので、画像を作るときだけ別のチャットへ移動。
プロジェクトでは、記事について相談していた流れのまま、
「じゃあ、この案でアイキャッチを作って」
と進められます。
もう一つ、私にはかなり助かったことがあります。
チャットのピン止め問題。
私は残しておきたいチャットが多くて、ピン止めできる数では毎回足りなくなっていました。
「これは残したい。でも、こっちも外したくない……」
と、地味に困っていたんです。
でも、私の環境では、プロジェクト自体をピン止めしておくことができました。
すると、チャットを一つずつ全部ピン止めしておく必要がなくなりました。
これも、私にはかなり便利でした。
そして地味だけど、かなり楽なのが、
「次、何すればいい?」で済むこと。
たとえば記事を書き終わったあと、
「次は何するんだっけ?」
と聞けば、
「次は添削です」
「その次は内部リンクを確認します」
「本文が固まったらアイキャッチです」
という感じで、その続きから進められます。
聞かなくても、1つの作業が終わると、次の工程を示してくれます。
私は、
企画
↓
構成
↓
執筆
↓
添削
↓
内部リンク
↓
アイキャッチ
↓
公開設定
という流れで記事を作っています。
これを毎回自分で考え直したり、説明し直したりしなくていい。
「続き、お願い」くらいで進められるのが、思っていた以上に楽でした。
GPTsで使っていたチャットは、そのまま移せない
GPTsからプロジェクトへ切り替えるときに、ひとつ知っておいた方がいいことがあります。
GPTsで作ったチャットは、プロジェクトへそのまま移せません。
普通のChatGPTのチャットなら、既存のチャットをプロジェクトへ移すことができます。
でも、GPTsで使っていたチャットには「プロジェクトに移動」が出てこない。
最初は、
「なんでこれだけ移せないの?」
と思ったのですが、OpenAIの公式ヘルプにも、GPTで作成されたチャットはプロジェクトへ移動できないと書かれていました。
なので、これまでGPTsの「ブログ・note編集部」で相談してきた過去のチャットを、そのまま新しい編集部へ全部引っ越すことはできませんでした。
これはちょっと残念。
ただ、これから新しく相談する記事については、プロジェクトの「ブログ・note編集部」で進めていけばいいので、
今後の分から、新しい編集部に切り替える
ということにしました。
GPTsからプロジェクトへ移そうと思っている人は、過去のチャットまで全部そのまま移せるわけではない、という点だけは知っておいた方がよさそうです。
これからは、用途ごとにプロジェクトを使い分けていきたい
今回、「ブログ・note編集部」をプロジェクトで作り直してみて、
プロジェクトって、ただのフォルダじゃなかったんだ。
なんとなくは分かっていたけど、面倒でしっかり使ってみなかった。
今後、ブログやnoteの記事については、基本的にこの「ブログ・note編集部」で進めていく予定です。
イラスト素材については、別の「イラスト素材制作室」というプロジェクト。
さらに、
- ドラマ・映画のおすすめ
- 行きたいところ探し
- YouTube制作
なども、用途ごとにプロジェクトを作って使っていきたいと思っています。
必要な情報やルールをその場所ごとにまとめておけば、新しいチャットを始めても、毎回最初から説明し直さなくていい。
しかも、
「次、何すればいい?」
「続きお願い」
くらいで、そのまま話を進められる。
これが思っていた以上に楽でした。
まだ使い始めたばかりなので、
「プロジェクトのほうが絶対にいい!」
とまでは言えません。
これから使っていくうちに、不便なところも出てくるかもしれません。
でも今のところは、
もっと早くちゃんと使ってみればよかった😂
と思っています。
プロジェクトに自分専用の役割を持たせて使ってみたい方のために、今回作った「ブログ・note編集部」をもとに、設定方法とコピペして使えるテンプレートもまとめました。








